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■ Revell: Douglas SBD-5 Dauntless
F4U-1D 以来、久々にヴィンテージものの Revell
キットを製作した。SBD-5
ドーントレスである。一連のレベルミニシリーズは、同社の
1/72
ファイターシリーズと共に子供の頃にお世話になったキットであり、大人になった今でも格別の思い入れがある。だからこそ、今回の作り込みにもかなり力が入った。
コックピットの再現は言うに及ばず、キャノピーは後部が分割になっているので、後部銃座を再現することが出来た。機銃を抜いて後部キャノピーと差し替えれば、閉じた状態も再現可能とした。ミクロな工作にもすっかり慣れた。ただ、キャノピーのフィッティングがやや不十分で、前部に僅かに隙間が開いてしまったが、あまり目立たないので救われた。
今回の目玉はやはり、ダイブブレーキとフラップのディテールアップである。切り離してドリルで1穴つづ開けていった。根気良くやれば、どうってことはない。八木アンテナはアンテナの平行を出すために治具を作ったが、支柱の取り付けは思いのほか垂直出しが難しく、やや取り付けが曲がってしまったのが悔やまれるが、現物はそれほど目立たないので良しとする。詳しい工作は、製作記(準備中)をご参照いただければ幸いである。
塗装はもちろん、トライカラー迷彩で、マーキングはレキシントン搭載機とした。国籍マークは
F4U-1D を製作した時の余りがあったので、MYK
デザインのコルセア主翼用を流用。機体番号は
MD プリンタによる自作である。
胴体側面は GSI クレオスの U.S. NAVY セットの
No.366
インターミディエイトブルーだ。シーブルーは
No.365
を使ってみたところ、非常に良い具合に仕上がったと思う。最後はフラットクリアを吹いて色調を整えた。完成した作品は、キットの素性の良さを生かしつつ、細かい部分のディテールアップをふんだんに施したものに仕上がり、大変満足している。 |
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