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PX-716A 使用レポート

プレクスターから約半年振りの新製品、PX-716A が発売されました。
DVD±R メディアに最大16倍速で書き込み可能で、かつ DVD+R DL(Double Layer: 2層)メディアへの書き込みに対応しています。

今後、台湾メーカーなどが CD-R/RW の時のように、闇雲に高速なドライブを発売する可能性がありますが、記録品位の確保という視点で見ると書き込み速度の高速化は、正直言って限界に到達してきた感があります。
さて、2004年11月時点での最速書き込み速度に対応した PX-716A を見ていきましょう。

●PX-716A の主な特長
前作 PX-712A と比較してみると、フロントパネルは強制イジェクト用のピン穴の位置が中央付近に移動しているくらいですが、奥行きは約 2cm 程短く、コンパクトになっています。これは、省スペースPCへの組み込みがしやすく、良い改善と言えるでしょう。

1)16倍速書き込みに対応
DVD±R 使用時において、最大16倍速での書き込みが可能です。PX-712A では12倍速書き込みが DVD+R メディアでしか実現していませんでしたが、PX-716A では DVD+R のみならず、DVD-R でも最大速度での書き込みが可能になっていて、我々ユーザーとしては嬉しい限りです。
16倍速書き込みは、全周 CAV(Full-CAV)で行なわれます。

PX-716A

2)DVD+R DL(Double Layer: 2層)メディアに対応
片面に2層のメディアに書き込みが可能。最大 8.5GB の大容量。

3)充実した高品位記録のための新フィーチャー
Intelligent Recording と総称される、独自の機能が更に充実しています。
PX-716A では、従来から搭載されている PoweRec と VariRec に加え、今回は新たに2つの新機能が追加されました。

・INTELLIGENT TILT
メディアの面ブレや傾きに応じてピックアップレンズを傾けることにより、常に正しい角度で記録面にレーザーを照射が可能。高品位な記録に貢献します。

※取扱説明書には、この機能を on/off 出来ると書かれていますが、現時点で付属ソフト等にも設定項目を見つけることが出来ませんでした。将来的にファームウェアまたは PlexTools 等のソフトウェアのバージョンアップによって、手動による on/off が可能になるかもしれません。

・AUTOSTRATEGY
ドライブがマウントされたメディアのライトストラテジを自動的にキャリブレートして、最適なライトストラテジを学習する機能です。
メディアは同一製品であっても、製造時期やロットによって品質が大きく変動するものが少なくありません。この機能によって、そのような品質の変動を吸収・補正します。
また、未知のメディアに対しても、出来るだけ適正なライトストラテジをキャリブレートして記録品位を向上させます。

4)PLEXTOOLS Professional
メディアの測定機能を提供する PLEXTOOLS Professonal に、新機能として Q-Check TA Test が追加されました。 この機能は、書き込まれた 3T〜11T、および 14T の各ピットとランド長の実測値の分布表示したものです。 当然ながら、規格に近いほど正確に書き込まれたことになるため、グラフの山は細く、ピット長とランド長の各メモリに集まるほど精度良く書き込まれていることになります。(DVD±R のみ)

この他の詳しい製品情報は、プレクスター(株)のウェブサイトをご覧下さい。

プレクスター株式会社トップページ: http://www.plextor.co.jp/

●準備
PC の環境は PX-712A の時と同一です。

CPU: Pentium 4 3.2GHz
Memory: 512MB
HDD: Serial ATA 120GB(システム用)
HDD: Serial ATA 80GB(イメージ作成用)
OS: Windows 2000 Professional

前回と異なるのはドライブの設置方法です。
今までは USB2.0 経由の外付けケースを使っていましたが、前回の PX-712A では最大書き込み時において転送速度が書き込み速度に追いつかずにバッファ・アンダーラン防止機能が頻繁に作動してしまったことが、後になって判明。
そこで今回は一番一般的な取り付け方法、つまり PC に内蔵して、ATA インターフェイスで接続しました。もちろん DMA 転送は有効にしています。


●使用メディア
使用メディアは以下の通りです。
今回は予算の都合で、DVD は DVD-R メディアのみの評価となります。DVD+R メディアの評価は今回割愛させていただきます。(^^;
すみません、年末年始に予想外の出費があって、このような事態となってしまいました。(汗)

また、DVD+R DL 機能は、2005年1月上旬の時点ではまだ対応する正式なファームウェアが公開されていないのと、メディアの単価が非常に高価なので、評価していません。
DL に対応するファームウェアが正式公開された後、あらためて確認したいと思います。

DVD-R

1.
三菱化学 DVD-R
4.7GB / 16x 対応品
製造元:三菱化学(台湾)
2.
maxell DVD-R
4.7GB / 16x 対応品
製造元: maxell(日本)

3.
PHILIPS DVD-R
4.7GB / 8x 対応品
製造元: CMC(台湾)
4.
That's DVD-R47TYA
4.7GB / 8x 対応品
製造元:太陽誘電(日本)
5.
UNIFINO DVD-R
4.7GB / 4x 対応品
製造元:UNITECH Japan(日本)
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●テスト結果
評価方法ですが、今回は最大速度による書き込みを中心に、その記録品位を確認してみました。

試験方法は前回のレポートでも用いた、友人に頼んで TV 番組を HDD 録画したものを使用します。これを各メディアで書き込み、再生確認を行います。データは約2時間分ですので、メディア一杯に書き込めます。

16x メディアの書き込み
さぁ、いきなりですが、気になる最大速度での書き込みを行ってみました。各メディアの書き込み速度は以下の通りです。 ATA インターフェイス直結と DMA 転送による効果はてきめんで、バッファ・アンダーランは一度も発生しません。

三菱化学 書き込み時間 7' 30"

maxell 書き込み時間 6' 07"

16x 書き込みに正式対応を謳っているメディアは今回、maxell と三菱化学の2種類を用意したのですが、三菱化学では最大書き込み速度は 8x までしか指定出来ませんでした。
これはおそらく、現在のファームウェア(V1.03)に最新である三菱化学のメディアの情報が入っていないためと思われます。 それでは、と誘電の 8x 対応品をマウントしてみたところ、8x メディアであるのに 16x までの書き込み速度が選択可能になります。 やはりファームウェア内の情報の有無によるものでしょう。誘電の 8x 対応品はプレクスターの検証により 16x までの書き込みが可能なライトストラテジを設定可能であると言うことです。今後ファームウェアの更新によって、順次対応していくものと思われます。

実は、三菱化学のメディアを書き込む際、書き込みが始まる前にドライブ本体の LED がオレンジ、黄色、緑、と交互に光り始めました。AUTOSTRATEGY によって、最適なライトストラテジを学習しているようです。約4分間のキャリブレーションの後、おもむろに書き込みが始まりました。
図らずも 8x での書き込みを余儀なくされた三菱化学ですが、大変低いエラーレートであるのには感心しました。

一方の maxell ですが、16x で書き込んだにもかかわらず、なかなかの結果じゃないでしょうか。
それにしても 16x 書き込みは速い! 6分少々と言えば、CD-R だと 10倍速前後でしょうか。そう言えば数年前に PX-W124TS で 12x 書き込みしたときの感動を思い出しました。 今じゃ、同じ時間で8倍くらい大きいデータが書き込めるんですから、そう考えると今更ながらに、DVD の記録密度に驚異を感じます。

8x メディアの書き込み
今回用意したのは誘電の旧製品と最近発売されている PHILIPS のものを使いました。
正式対応している 8x 書き込みはもちろんですが、今回トライしたかったのは PoweRec による、8x 対応の誘電メディアへの 16x 書き込みです。

まず PHILIPS ですが、激安 10枚 \500 という激安台湾メディアなので、最初から期待していなかったのですが、8x 書き込みでも以下の通り、大変優秀な結果を示しました。
これは嬉しい誤算です。(笑) これなら常用しても良いかな、と個人的に思いました。

PHILIPS 書き込み時間 7' 50"

AUTOSTRATEGY の効果は如何に!?
実は PHILIPS のメディアにて、AUTOSTRATEGY を有効にした通常の書き込みと、AUTOSTRATEGY を無効にして書き込んだものを作成して、それぞれに PI/PO を測定してみました。 上の図にマウスカーソルを当てると、AUTOSTRATEGY を無効にした画像に置き換わります。 マウスカーソルを当てたり外したりして、その違いを確認してみて下さい。 これで見ると、明らかに AUTOSTRATEGY を有効にした場合の方がエラーレートが低いことが分かります。

次に誘電を 8x で書き込んだものと 16x で書き込んだものをそれぞれ示します。 8x 書き込みでは、PoweRec 機能が有効になっていると勝手にそれ以上の速度で書き込みを行ってしまうことが過去の経験であったので、8x 書き込みでは PoweRec を無効にしました。 また、16x 書き込みで品位良く書き込むためには、PoweRec による制御が不可欠なので、16x 書き込みでは有効にしています。

太陽誘電 8x 書き込み 書き込み時間 7' 48"

太陽誘電 16x 書き込み 書き込み時間 6' 14"

こうして 8x 書き込みを行ったメディアと 16x 書き込みを行ったメディアを比較すると、面白いことが分かります。
対応速度通りの 8x 書き込みでは、誘電のメディアらしい、非常に低いエラーレートの記録が行われています。
一方この 8x メディアに 16x にて書き込んだメディアでは、外周に行くに従って PI エラーが増大しています。興味深いのは、角加速度の公式に従った放物線を描くように増大している点です。 これは、16x 書き込みが全周 CAV にて行われている事を明確に示しています。 パーシャル CAV だと、回転速度の変化によって、階段状にエラーレートが変化します。 また、 最外周付近で急にエラーレートが落ちているのは、PoweRec 機能が働いて、高速書き込みが困難になったと判断し、回転速度を落としたためです。 そのため、maxell の 16x メディアの書き込み時よりも若干時間が掛かっています。

最後は激安メディア、Unifino の 4x 書き込み対応品です。
実はこのメディア、旧製品で好印象だったのでちょっと前に購入したものなのですが、4x 以下で焼いても PX-712A では、外周付近で著しい悪化が認められ、PO エラーまでも検出された代物。
従って、今回は AUTOSTRATEGY の効き具合を確認する目的でサンプルに加えてみました。

これも、マウスカーソルを当てると AUTOSTRATEGY を無効にした場合の画像に置き換わりますので、違いを比べてみて下さい。

Unifino 4x 書き込み

今回は POF エラーこそ出なかったものの、外周付近の急激な悪化は、盤面自体に重大な品質上の問題がある為と思われます。この部分のエラーは AUTOSTRATEGY を無効にしたときの方が低くなっていますが、物理的な品質上の問題そのものの個体差であって、AUTOSTRATEGY で吸収出来る性格のものではないと考えます。 それ以外の品質上問題ない部分、つまり内周から中周までのエラーレートは、明らかに AUTOSTRATEGY の効果が表れています。

TA Test による、ジッター測定
今回焼いたメディアを測定した結果は、以下のリンクをクリックするとご覧になれます。
実際の測定は、メディア毎に内周、中周、外周と3カ所の測定を行いましたが、ページレイアウトの都合で内周と外周のみの掲載とさせていただいたことを、予めお断りしておきます。

TA Test の結果を見る

今回使用したメディアはご覧の通り、全体的にあまり優れた結果を示したものがありませんでした。
これは、Unifino を除き、全て P-CAV または Full CAV による高速書き込みであったことが、少なからず影響していると思われますが、メディアの品質やロット間のバラツキによる影響も考えられるでしょう。

ジッターやピークシフトは主に、一番長さの短い 3T のピット&ランドに影響が出やすいので、ここが主な目安となるでしょう。

三菱化学
16x 対応でありながら 8x で書き込んだせいもあり、内周付近はピークシフトも少なく、今回のサンプルの中では比較的ピット&ランドの分布(ジッター)も少ない方でしたが、外周では 3T のピット長にかなりの乱れが発生しています。

maxell
3T のピットジッターが多い傾向が認められます。 ピークシフトも多めですが、16x と言う最速での書き込みにも関わらず、比較的良い結果を示していると思います。

PHILIPS
ピット&ランド共にジッターのレベルは他のメディアと大差ありません。しかし、ピット長のピークシフトは結構多めに出ており、あまり良いとは言えません。

太陽誘電
8x メディアに、8x 書き込みしたものと 16x 書き込みしたものをそれぞれ測定しました。
これらを見ると、3T のピットにピークシフトが多い傾向がありますが、ジッターのレベルは他と同レベル。
しかしながら、16x 書き込みでも特性が 8x 書き込みの時とほとんど変わらないレベルを保っているのは、さすが太陽誘電と言うべきでしょうか。

Unifino
PI/PO テストにて、外周で著しく悪い状態を示したこのメディアですが、やはり外周でのジッターは最悪。
ピークシフトこそ少な目ですが、4x の CLV 書き込みとしては悪すぎます。

RICOH DVD+R (参考)
PX-712A にて 6x CLV 書き込みを行った DVD+R ですが、参考までに測定してみたところ、非常に良好な結果を出しました。 このメディアは当たりロットだったのか、ピークシフトも少なく、ジッターもピット長毎の分布が狭いことから、低くまとまっており、PX-712A で測定した PI/PO Test の結果からも、大変品質に優れたメディアであることが分かります。
PX-712A による高速書き込みでは接続環境のせいもあり結果が思わしくなかったこのメディアですが、低速 CLV で書き込むと見違えるような優秀な結果を叩き出したと言えるでしょう。
※但し、PX-716A で書き込んだものではないため、あくまでも参考として下さい。機会があればもう一度、ちゃんと整備した環境でもう一度評価したいメディアです。

注意:
いつも申し上げていることですが、今回の測定結果は単に、私こと COLT-T がたまたま購入したメディアを測定し、そのメディア同士を、相対的に比較しただけに過ぎないと言うことです。つまり、そのメディア個々に対する絶対的な評価や判断では無いわけです。
ですので、今回結果が思わしくなかったメディアが、常に同様の品質であるわけでは、決してありませんし、今後はドライブ自体のファームウェアの更新による書き込み品位向上の可能性や、ファームウェアに含まれる各メディア毎のライトストラテジが、市場の情報が集まってくるにつれて、より理想に近いものに合わせ込まれてくる可能性は十分にあります。
今回の結果はあくまでも参考程度にとどめ、実際に使用する際には皆さん自身で確かめて下さい。

● CD-DA の音質評価

高品質メディアを聴く!

今回は、日頃から気になっている、いわゆる高品質メディアを使って音質を評価してみました。
用意したのは太陽誘電の CD-R for Master と 発売されて間もない音楽用の CDR-A74G 、及び TDK の THEORY です。比較用に 太陽誘電 OEM の SONY 74min を加えます。
とは言え、4つのメディア中、3つまでが太陽誘電というのも、ちょっと...(^^; 、と思ったのですが、入手性を考えるとあまり稀少なメディアを使うよりも、なるべく手軽に入手できるもの(THEORY はかなり微妙という話も)を基準にすると結果的にこうなってしまった、という感じですね。(苦笑) 逆に太陽誘電の中の、グレード毎の音質差が分かるかも知れません。 また、今回は外付けケースではなく、PC へ内蔵した状態で CD-DA を焼いてみたわけですが、それが音質に際立った違いを感じることが出来るかどうか、という部分も気になるところです。

1.
SONY CD-R
74min / 48x 対応品
製造元:太陽誘電(日本)
2.
That's CD-R for master
74min / 8x 対応品
製造元: 太陽誘電(日本)

3.
That's CD-R for Audio
74min / 対応速度表示無し
製造元:太陽誘電(日本)
4.
TDK THEORY
74min / 対応速度表示無し
製造元: TDK(日本)

書き込みは、全て 4x 書き込みです。

全体的な印象ですが、音質の傾向は PX-712A と同様、若干骨太な音質です。
やはり中域が豊かになる傾向で、聴きやすいと思いますが、音量を上げるとやや力強さが強調されると感じる方もいるでしょう。 分解能の点では PC 内蔵の影響か、今一つ繊細な表現がスポイルされている気がします。やっぱり、CD-DA では外付けが必須条件だと言うことを再認識するに至りました。

メディア毎の評価結果

SONY CD-R 74min
オリジナル CD に比較して、中域が豊かな印象。いわゆる「ウォーム・サウンド」とでも言いましょうか。
分解能もそこそこ出ていますし、質感も損なっておらず、典型的な太陽誘電サウンドです。
やはり、聴きやすいですね。

That's CD-R for master
基本的に先の SONY と同等の製品ですから、音質の傾向はほとんど同じです。 ただ、繊細な表現が幾分優れている印象があります。 しかし、標準品としての SONY メディアが元もとかなり質が良いので、その差は僅かでした。

That's CD-R for Audio
これは、SONY に比較して、僅かながらエネルギー感が増した印象を感じました。 旧 Audio 用は、当サイトの過去のテストでも非常に優れた音質を発揮しましたが、このメディアもなかなかのものです。以前がクラシック向きとしたら、こちらはポップス系のサウンド向きのような気がします。

TDK THEORY
繊細! 4つのメディアの中で、一番オリジナル CD に近い音でした。 分解能も良く、高域の伸びがやや強いですが、全く耳障りになることはなく、上品な音です。 高い値段に見合う、優れた音質でした。

※ THEORY は、現行のドライブでは優れた音質の CD-DA を作成することが出来ると思いますが、いわゆるヴィンテージ・ドライブで書き込むのはお勧めしません。このメディアは基板からしてポリオレフィンという、アモルファス分子構造を持つ特殊な樹脂が使われており、当然ながら情報がドライブ側に存在しないので、ランニング OPC が逆にレーザーの寿命を縮める恐れがあり、最悪の場合大切なヴィンテージドライブのピックアップ装置が壊れてしまうかも知れません。もっとも、これは THEORY に限らず、現行メディア全般的に言える事でもありますが...。

●まとめ
DVD-R の書き込みでは、今回は高速書き込みの品位をメインに評価しましたが、ドライブの書き込み安定性もさることながら、メディア側の高速対応も比較的スムーズに行われるようになってきた感があります。
どのメディアの測定結果も、電気街などで突発的に流通する一部の粗悪メディアを除き、極端に品質が悪いものは次第に姿を消して、どのメディアを選んでもそんなに品質の差が無くなってきているように思います。 ただ、ここで重要なのは、メーカー間の品質差が縮まったことが、必ずしも各メーカー製メディアの品質が良くなったことを意味しているわけではないと言うことです。
今回の測定結果は、メディア間の品質差こそ目立ちませんでしたが、総じて低い成績で安定している印象を強く感じました。それは、国産メディアであっても同じ印象です。

PX-716A で初めて搭載された AUTOSTRATEGY は、そう言った背景に良くマッチした、非常に有効なものであることが分かりました。 個人的に一番関心があるのは INTELLIGENT TILT です。 現時点では ON/OFF の設定が出来ないので効果の程度を確認することが出来ませんでしたが、ミクロレベルでの俊敏な機械的動作を制御する、プレクスター(株)のソフトウェア技術の高さを高く評価したいと思います。

それにしても、新しい製品が出るたびに、もうネタは打ち止めか!?と感じるユーザーの予測を見事に毎回覆し、斬新なアイデアを盛り込みつつ、かつユーザーの痒いところに手が届く魅力的な機能を提供する同社のドライブは、低価格路線を突き進む市場にあって、高いクォリティを手軽に扱いたい一般ユーザーにとって、またよりマニアックに、かつ細かな書き込み設定を手動で行ないたいヘビーユーザーにとって、強力な味方であることに間違いありません。

 

2005年1月15日 (C) COLT-T
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