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■ 1/48 タミヤ: Grumman F4F-4 Wildcat
タミヤの F4F-4
ワイルドキャットは、凹モールドとリベットを効果的に配し、実機の特徴を良く表した決定版と言える。今回は赤丸付き国籍マークと方向舵のストライプが良く似合う大戦初期のマーキングを選択してみた。
このクラスのスケールでは他にモノグラムのキットがあるが、入手しにくい上に40年位前のキットであるから、モノグラムを敢えて製作したい場合を除いて、通常製作するのであればタミヤの製品以外に選択の余地は無いと思う。
適切な部品構成にタミヤならではの絶妙なバランスを感じる。パネルラインは基本的に凹モールドであるが、グラマン機の特徴でもあるリベットを凸モールドでうるさくない程度に適度に配したディテールはメリハリが効いていて、この機体に良く似合っている。
塗装とマーキングであるが、たまには趣を変えて大戦初期のマーキングとした。しかし、-3型ではデカールが数種類発売されており、資料でもマーキング図を良く見かけるのであるが、-4型は、赤丸無しの大戦中期以降の情報ばかりで、初期マーキングの情報が非常に乏しい。結局キット付属のデカールを使うことにした。 |
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