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■ 1/72 Revell: Vought F4U-5 Corsair
コルセアは長っ鼻で知られる
-5型が、自分が模型から離れている間にキット化されていたのは嬉しかった。 やや荒っぽいが凹モールドでキャノピーの形状がイマイチな他はプロポーションもまずまず。しかし、よりによって完成してからこのキットのオチを知ることになる...。
キットはイタレリの -5N
と共通の金型を使い、一部コマの差し替えで -5
としている。
確認したところでは、イタレリからは夜戦型の
-5N のみで -5 は発売されていない。レベルからはその逆である。
そのため、キットには -5N
に見られる排気管からのスモークをよけるためのヒレが排気管の後方に付くのだが、-5
ではそれが無いので、そのガイド用モールドを消さなくてはならなかった。これを製作した当時は知る由も無く、そのまま作ってしまった。前述したキャノピーであるが、やや角張っておりイメージが悪いものの、見られないレベルではない(と思う)ので、現状のまま組んだ。 機体色は
GSI
クレオスのミッドナイトブルーをベースに青みを加えてグロスシーブルーを調合した。同社の
No.365
グロスシーブルーよりも、やや暗い灰色がかった感じになるが、これはこれで重厚感が増すので気に入っている。
ご存知の方も多いと思うが、実はこのキット、致命的なミスがある。
機首が短いのだ。 このキットはイタレリから
-4
もバリエーション展開されており、そちらと同じになっている。
製作中から何となくへんだなぁ〜と思いつつも、それほど気にとめることも無く完成に至ったわけだが、モデルアートのバックナンバーを古書店で購入して、その事実を知った次第...。(合掌)
と言うわけで、このキットはいずれ必ずリターンマッチしてやる、と誓ったのであった。(涙) |
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