まず最初にお断りしておかなければならいのは、(2)の FE/TE test に関して。
Q-Check の FE/TE test は基本的に、単なる最速書き込み可否チェックです。
つまり、PX-W5232TA にて 52x という超高速書き込みを行う場合、使用するメディアが 52x 書き込みが正常に行えるか否かを判定するという、用途が限定されたものであるということです。
従って、測定は常に最高速で行われ、ユーザーは明示的に速度を決定することは出来ません。 また、測定中に示されるプロット・データは、エラー分布の目安に過ぎません。
つまり判定結果は、最高速での書き込みが「問題無く出来る・するべきではない」のいずれかが、測定後にダイヤログボックスで表示されるのみなので、特定のメディアの、特定の書き込み速度での性能はどうか、という判断の材料にはならないのでご注意下さい。
従いまして、実質的なメディアのチェックは、(1) と (3) の2つで行うことになります。
(1)機器構成
オール SCSI 構成である他は、一昔前のありふれた構成です。
C: ドライブはリムーバブルケースで環境を入れ替えています。 検討用なので、かなり古いです。(^^;
M/B : Aopen AX6B
CPU : Pentium II 400MHz
Memory : 256MB
HDD : DCAS-34330W(C:) / DDRS-39130W(D:, E:)
CD-ROM : PX-40UW
SCSI I/F : Adaptec AHA-2940UW Pro
USB 2.0 I/F : MELCO(型番失念)
AC : ATX 250W
OS : Widows98 Second Edition
(2)測定方法
C1/C2 test, Beta/Jitter test 共に、4x にてテストしました。 メディアは PC
内蔵の状態で書き込んだものと、USB2.0 にて外付けにして書き込んだものの両方を用意しました。
表示しているのは、外付けにした場合のものです。 画像にマウスを合わせると、内蔵の場合の画像に切り替わります。 マウスを合わせたり、外したりすることで、外付けの時と内蔵の時の違いが一目で分かるようにしました。
なお、C1/C2 では時間軸をもっと広げられるのですが、画面を取り込む際に、拡大し忘れて
100min にて取り込んでしまいました。 ちょっと狭くなってしまい恐縮ですが、どうぞご了承下さい。
(3)使用メディア
今回使ったメディアは、PX-W5232TA 使用レポートをご参照下さい。
(4)C1/C2 の測定結果
各メディアの測定結果を以下に記します。 画像からマウスカーソルを外すと外付けした場合の結果を、マウスカーソルを合わせると内蔵した場合の結果をそれぞれ表示します。